パステルウィング 癒しのブログ

気楽なショートエッセイ風

コロナ禍・ガラス越しの面会

こんにちは!

パステルウィングことパステルン

癒しのブログへようこそ🌈✨☃️

 

今日は 2023.2.23 ㈷

皆さん、いかがお過ごしでしたか?

 

わたしはいま、日本海に近い雪国の実家に来ています。兄を手伝い、要介護5の母の介護をしながら、家事をしていました。

 

そして今日、もうすぐ90歳になる父がショートスティしている施設を訪ねて、玄関のガラスドア越しに、ようやく面会ができました。

父は、去年の暮れ近くにお風呂場で倒れて意識不明のまま救急搬送され、つい最近まで入院し、介護4の判定のまま、ショートステイのできる介護施設に移動していました。

 

脈拍数がもともと少ない人でしたが、倒れたときに脳出血がみられ、認知症も進み、脳に血液が充分に行かないこともあって、いろいろ大変だったそうです。精神安定剤を処方してもらい、だいぶ落ちついてきたようでした。

循環器内科の検査中でもあります。

 

母が寝たきりの認知症なので、私のことを娘と認識できないことが、ほとんどになりました。

一ヶ月半前には、まだ時々娘だと分かってくれてましたが…

そんな母を、デイサービスやヘルパーさんのお力添えを借りつつ、持病持ちの兄が一人で面倒をみるわけで、それだけでも精一杯なところへ、父が帰宅したくてもなかなか叶わないのは、いたしかたのないことだと理解しています。

 

わたしが飛行機で帰省するような遠い街へ嫁いでいるので、頻繁に来れないので、今回も半月くらい実家に滞在する予定です。

 

パステルウィングのブログに度々登場する、私の父。最愛のお父さんです。パステルンはお父さんっ子でしたから😊

 

娘の私のことや、孫たちのことを本当に可愛がってくれて、これまでに80回くらい飛行機に乗って私の住む街へ来てくれたと思います。

孫たちの成長を何より楽しみにしてくれて、ビデオや写真を沢山撮り、毎日繰り返し見ているような人でした。

本当に愛が深いんです💞

許す愛というものが、どんなものなのか。そして無償の愛を、行動でもって示してくれました。

 

いつも誰かのお世話を一生懸命にしてきた父は、倒れる寸前まで、母の介護を頑張ってましたから、相当負担が大きかったんですよね。

 

コロナ禍での面会は、ガラス越しの10分ほどでした。ようやく会わせてもらえて、それだけでもありがたいです😌

父に会うために雪道を歩きながら、わたしは、とても複雑な気持ちでした。

 

ちゃんと娘だとわかるのかなぁ

会ったらよけいに家に帰りたくなって、でも帰れなくて、辛くならないかなぁ

どんな反応か、とてもドキドキしてました。

 

でも、父が姿を現したとたん、そんな心配は吹き飛んで、お互いに再会が嬉しくて、手を振りながら喜びました。

父がガラス扉に手を当てて、私もそこに手を当てて、ほんとうは握手したりハグハグしたいのに、それが叶わぬ寂しさと切なさ…

胸が苦しくなりそうなのをこらえて、終始笑顔で会話しました。

 

耳が遠くなった父、認知症の父。

なはずなのに、ちゃんと話が通じて、普通に会話ができたんです! これって奇跡ですよね🌈✨

わたしの家族がみな元気でいることを、なにより喜んでくれました。わたしは施設の中には入れず、本当に外から父と面会したので、外は寒かろう?と、いたわってくれる優しい父でした。

 

また会いにくるねと約束をして、別れぎわに、小さい頃の孫たちと、父がよく散歩に連れて行ってくれた犬🐶の写真を入れたフォトスタンドを見せたら、

懐かしいなあ~

と、嬉しそうに大事そうに手に取って持っていってくれたの。

これまで、病院に入院しているときから、なんどか祈願のお守りや手紙などを渡したくてお願いしても、病院から返されてしまっていたので、ようやく…なんです。ほっとしました。

なにか癒しになる思い出の品を渡したかったので、本当に良かったです😌🍀

 

コロナ禍、早く過ぎ去ってほしいですよね。

家族や大事な人に、思うように会えないなんて、やはりおかしい世の中です。

 

父も母も、兄も、私や家族を含めて、みなが一番幸せな方向へ道がついていくことを、ずっとずっと毎日祈っています。

 

あと何回、年老いた両親に会えるかわかりませんけれど、一日一日を大切に、あたたかい思い出づくりができますように。

少しでも親孝行できる機会を与えられたことに、感謝しなから過ごしていこうと思います。

 

皆さまも、どうぞ大切な人と、素敵な思い出をたくさん紡いでくださいね(⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠.⁠。⁠*⁠♡💖

 

それでは、今日はこの辺で🙋

明日もお元気で、良い一日をお過ごしください🧸🌷